就職活動

テレビ局員が教えるディレクターの適正【就活生の大きな勘違い】

どうも!マスゴミテレビ局員Tです!
今日は「テレビ局員が教えるディレクターの適正【就活生の大きな勘違い】」です。

ネットで検索すると「テレビディレクターの適正」「ディレクターに向いている人」など色々な記事が出てきますよね。
「センスがある人」「社交的で明るい人」「ゴリゴリの体育会系」etc.

就活をしていると「自分に適性があるのか?」が気になって、ついつい調べてしまいがちです。

結論から言います。
テレビディレクターに適性などありません!

そんな偉そうな記事を気にする必要は全くないです。
どんなやり方でも「面白い番組作ったら勝ち」の世界にそんなもの存在しません

しかし、それでは議論が終わってしまいますよね。
そこで、この記事では・・・

  • なぜTは「ディレクターに適性はない」と考えるのか?
  • 実体験からTが導き出した「強いて言うならこんな人が向いている」

この2点を10年以上テレビ業界で飯を食ってきた人間として、みなさんにご説明します。

「興味はあるけど、自分なんてテレビ局は向いていない…」
「アイツは明るくて社交的だから、テレビ業界に向いてるよな、羨ましい…」

こんな風に悩む方にこそ、ぜひ読んでもらいたいです

■ディレクターに適性がない理由

Tが「ディレクターに適性がない」と断言するのには、ちゃんと理由があります。

それは「ディレクターの戦い方は人それぞれ」だからです。

まだピンときませんよね?
それでは、みなさんは「お笑い芸人の適正」は何だと思いますか?

  • ひな壇で輝くための「短いワードセンス」
  • 番組を仕切る「MC力」
  • チームプレイに徹する「空気を読む力」
  • 斬新なネタを生み出す「圧倒的な発想力」 etc. 

色々と挙げられますが、その全てを持っている芸人はいません。

というか、そもそも全員がさんまさんでは番組は成立しませんし、全員がワタリ119でも番組は成立しません
色々なキャラが乱立しているから、テレビ番組は面白いのです。

それぞれの持ち味で勝負する芸人に、適性などありません。

■大切なのは「自己分析」「自己演出力」

実はこれ、番組ディレクターも同じなんです。

例えば、企画の発想力が乏しい人
一見すると「テレビ業界に向いていない」ように感じます。

しかし、「コミュニケーション力」や「人を見る目」があれば、優秀な作家や芸人を仲間にできます。
面白いことを考えるのは彼らに任せ、自分は得意のコミュ力を使って、調整などの環境づくりに精を出せば良い番組は作れます。

他にも、バラエティのセンスがない方
こちらもセンスがない分、きっちりと情報を説明する番組作りは得意かもしれません。

テレビは非常に受け皿の広い職業です。
どんな人にも活躍する機会・場所が用意されています。

だから得意・不得意や考え方の相違はあっても、テレビの適性が無い人などこの世にいないんです

ではどうするか?

自分に配られたカードを知り、どう活かして戦うのか。
すなわち「自己分析」と「自己演出力」を大切にすべきです。

実際Tも、「自己分析」を日々繰り返しています(※ブログもその一環です)。
そして「周囲に自分をどう見せるか」考えて演出しています。

これを続ける事で「自分のやりたいことを実現する方法」や「自分なりのテレビディレクターとしての戦い方」が見えてくるのです。

自分に適性がないと悩む人は、しっかりと自己分析をしてください。
必ずどこかにテレビ業界で活かせる“種”が眠っているはずです

あとは「その種でどう戦うか」、それだけです。

■ADには適正がある

ディレクターは自分に決定権、つまり裁量があります。
どう戦うかも人それぞれ、かつ自己責任。

しかし、ADには裁量がありません。

そのため、どうしてもADには適正が存在します
ADはディレクターやプロデューサーの指示に確実に従わなければなりませんから。

長くなるので「ADの適性」は、また後日解説します。

■ディレクターの適正

ここまで、ディレクターの適性は「存在しない」ことを説明してきました。

それでも、「どんな人が向いているのか、個人的な意見でもいいから教えて欲しい」という方もいるかもしれません。
そのため、10年以上テレビディレクターとして働いてきたTの独断と偏見で選んだ「ディレクターに重要な適性」を3つご紹介します

何度も言いますが、戦い方は人それぞれ。
当てはまらないからと言って、テレビ業界を諦めないでくださいね。

■孤独と向き合える人

ディレクターは圧倒的に孤独です。

芸能人に囲まれたチャラチャラした仕事を想像されるかもしれませんが、とても孤独な職業です

自分の内面と向かい合う「企画」。
ロケ・収録の理想的な展開を想像しながら文字にしていく「台本づくり」。
1人で夜な夜な、ひたすらモニターと向き合う「編集」。

どれも1人で孤独に作業をします。
AD時代のように「良い・悪い」「面白い・面白くない」と言ってくれる人も怒ってくれる人もいません

面白くなければ、すべて自分の責任。
ディレクターはみんな、その重圧に押しつぶされそうになりながら、孤独と戦っているのです。

だからもし、これを読んでいる方で「自分は暗いから」「内向的だから」とテレビを諦めそうになっている人がいたら、ちょっと待って欲しい。
たった1人で自分の内面と向き合えるあなたは、絶対にディレクターに向いています。

■怖がりな人

ディレクターは「失敗」が許されません
生放送で何かミスがあると、即放送事故につながります。

ディレクターは「緻密さ」を求められます
雑な編集・テロップミス、少しでも違和感があれば視聴者は笑ってくれません。

怖がりな人は、言い換えれば「準備に一切の妥協をしない人」です
失敗したくないし、怒られたくないし、自分の思うように完璧にやりたい。

その怖がりな性格は、絶対に番組作りで活きてきます。

人前で堂々としゃべれる人、明るくふるまえる人、ポジティブな人だけが活躍できる職業ではありません。

■判断力のある人

ディレクターの仕事は数多くあります。
「編集技術」「フロアワーク」「企画プレゼン」等と様々ですが、最も大切な仕事は「判断すること」です。

番組制作には、実に多くの人間が携わっています。
例えば、企画作りには「作家」、収録では「カメラマン」や「美術」、編集では「編集マン」など各所にプロフェッショナルがいます。

究極言えば、ディレクターは彼らの仕事に対して「OK」か「NO」か判断するだけが仕事なんです。

この企画これでいいですか? →OK・NO
カメラ位置はここでいいですか? →OK・NO
セットはこれでいいですか? →OK・NO
編集はこんな感じでどうでしょう? →OK・NO

テレビ局の仕事に正解はありません。
放送が終わって視聴率が良ければ褒められ、悪ければけなされるだけです。

正解はない問いに対して、理想と現実のバランスを見極めながら、きっちり判断ができる。

テレビの影響力を考えれば、これは想像以上に怖いことなんです。
誰にでもできることではないかもしれません。

■まとめ

  • テレビディレクターに適性はない。逆に言えば「全員に適性がある」
  • 大切なのは適性より、「自己分析」と「自己演出力」
  • 強いて適性を挙げるなら「孤独と向き合える人」「怖がりな人」「判断力のある人」

いかがでしたか?
もしテレビ局に就職・転職活動をしている方がいれば、参考にしてください。

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